目の病気

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流行性角結膜炎

流行性角結膜炎とは

流行性角結膜炎は俗に「はやり目」といわれ、感染力が強く、急に充血が強くなり大量の「めやに」がでます。乳幼児など小さなお子さんの場合、まぶたの裏に「偽膜」と呼ばれる炎症性の膜を生じることがあります。

流行性角結膜炎の原因

アデノウイルスによる感染症で、主に8型、19型、37型によっておこります。流行性角結膜炎の患者さんとの接触により感染します。夏に多いのですが、最近は年間を通じてみられます。

症状

8~14日間の潜伏期の後白目が充血し、大量のめやにがでます。耳の前のリンパ節が腫れることもあり、眼痛を伴うこともあります。発症後約1週間経過した頃が症状のピークで、多くの場合反対側の目にも症状があらわれ(うつり)ます。炎症が強い場合には角膜に小さな点状の混濁を残すことがあり、完全に消えるまでに数ヶ月から数年かかることがあります。

治療法

これといった特異的な治療法はありません。対症療法のみです。すなわち点眼薬による症状緩和、二次感染防止のみです。
予防方法は、手洗いをまめに行い、感染した患者さんとの接触を避けること、タオルを別々にしたり、めやにをふいた後のティッシュペーパーなどにさわらないといったことに気をつけて下さい。

流行性角結膜炎に感染した患者さんへ

流行性角結膜炎に感染していると診断された場合には周囲の人に移さないように注意をして下さい。他人へ感染させるおそれのある期間は約1~2週間です。学校や職場での集団感染を防止するようにしてください。医療施設や学校などに勤務している方は職場の責任者の方に報告し、指示を仰いで下さい。