お知らせ

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外来だより 2021年 8月号

8月は立秋。暦の上では秋ですがまだまだ暑い日が続いています。皆様、熱中症対策は大丈夫でしょうか。とにかく「暑い」の一言です。室内にいれば安心と思わず、室内外にかかわらず水分塩分を補給し熱中症予防を心がけましょう。今年の夏は国内でのオリンピックで盛り上がっています。子供たちにとっては夏休み中盤、海水浴、キャンプ、花火などまだまだ楽しみが沢山ですが、ぼちぼち宿題に焦り始めているところでしょうか。残りの夏も楽しみながら計画的に過ごしたいものです。

さて夏といえば楽しいレジャーに伴い、肌の露出する機会が多いため皮膚への刺激を受けやすく皮膚トラブルを起こしやすい季節です。皮膚トラブルで「かゆみ」というと、秋や冬に皮膚が乾燥してかゆくなるというイメージですが、夏もかゆみを起こす原因がたくさんあります。「虫刺され」によるものが代表的ですが、その他にも「紫外線」「汗」「植物」などがかゆみを伴う皮膚炎を起こすことがあります。かゆみは原因がわからないとかゆみを繰り返すことになり、悪化してしまうこともあるため、原因を突き止めて早く対処することが大切です。

まず、かゆみの原因である皮膚トラブルを防ぐためには、日焼け虫刺されに対しては皮膚を露出させない事が一番です。そして日焼け止めクリームや帽子、日傘の利用で紫外線対策を取ることが勿論ですが、体を清潔に保つことが最も大切です。シャワーや入浴は、汗によるベタつきを取り除くだけでなく、皮膚を清潔にすることが感染症を防ぐうえでとても重要なのです。肌をゴシゴシ強い力でこすると角質まで傷つけてしまうので注意が必要です。

また皮膚トラブルを起こしてしまったら、かゆみの場合は、とにかく「かかない」ことです。かくことで一時的にかゆみは治まりますがそれは患部を麻痺させただけ。かくことは皮膚を確実に傷つけるので炎症を悪化させるだけです。そのため患部を軟膏で塗りガーゼ保護して拡大を防ぎます。回復しない時は早めに皮膚科を受診しましょう。虫刺されでは、目に見えない毒針が刺さっている場合もあるので、まず冷水で洗い流して冷やし、ステロイド系の軟膏を塗布します。かぶれを起こすような「湿疹」や「皮膚炎」はアレルギー反応によるケースもあります。早めに皮膚科を受診して診断、治療を受けましょう。

昨年から、都市部など地域によっては、コロナウィルスの影響も大きく、夏だから、お盆だからと帰省や旅行を見合わせている方も多いと思います。会いたい時になかなか会えないもどかしい世の中ですが、こんな時だからこそ地域の特産品や好物など添えて便りを送りあってみるのも良いかもしれません。秋風が吹けば少し過ごしやすくなるでしょうがもうしばらく、体調をくずされませんように。