外来だより

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外来だより 2014年 6月号

6月に入り、梅雨時期を迎えると雨の日が多くなってきますが、そんな雨模様の中にも少しずつ初夏の気配は漂ってまいりました。梅雨が明けるといよいよ本格的な夏到来ということになります。

さて、皆さんは、梅雨という言葉の語源をご存じですか。まず中国から「黴雨(ばいう)~カビの雨という意味~」として日本に入ってきた言葉なのですが、江戸時代から品をとわれ、「梅の実が潰れる時期の雨」と豊かな表現に変わり、それを略して現在の「梅雨」という言葉ができあがったようです。

梅雨は雨足の強くない雨が長期に渡る為、菌の繁殖率が高く、私たちは生活の中で、カビや食中毒に対して十分な注意が必要となってきます。

半乾き状態で靴をなおした下駄箱、湿った押入れ、流し台の下などは、カビの発生や悪臭の原因となります。

そうならないために、新聞を数枚重ね、筒状に丸めて数本カビの発生し易い場所に置くと湿気とりの役目をしてくれます。新聞紙には他の紙と違い、材質が粗くデコボコがあるため湿気を吸収してくれる特徴があるそうです。一度置くと一ヶ月半効果が持続します。ぜひ、試してみてはいかがですか。

一般に、雨はあまり歓迎されないかもしれませんが、農作物や植物等の自然には欠かせないものです。見方を変えてみると、草花が両手を広げ雨の恵みを体全体で吸収し、水分を隅々まで送り込んでいるような姿が想像できますよね。

紫陽花も色とりどりに瑞々しく満開です。足をとめて、心を休めてはみてはいかがでしょう。梅雨のうっとうしさも少しは和らぐかもしれません。

外来では、学校検診が終わって、診察に訪れる親子の姿をよく見かけるようになりましたが、はやり目などウィルス性の病気も流行りやすい時期です。むやみに目を擦ったりせず、小まめに手洗いをして予防を心がけましょう。
(M.T)