外来だより

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外来だより 2015年 6月号

 今年も早いもので、半年が過ぎようとしています。歳を増すごとに1年がとても早く、行事もあっという間に終わっていく気がします。曇り空の多い時期ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて6月といえば、梅雨。雨の多いイメージですが、日本では6月のまたの呼び名を「水無月(みなづき)」といいます。水の無い月と書きますが、水が無い訳ではなく、この時期には、なかなか考え難い呼び名ではあります。農業に携わる方々には、梅雨の雨水は切っても切り離せない大事なもの。うっとうしい梅雨も、穀物にとっては大切な恵みの雨といえます。

 私の嫁ぎ先も農家で、お米を作っており、田植えの時期を迎え、一層忙しい毎日です。高齢化でなかなか農業ができない家も多く、実家では、親戚や近所の方々と共同で行うため、5月の種まきから田植えが終わるまでの農繁期はちょっとした祭り騒ぎの様な賑やかな日々が過ぎます。私も嫁として20数年、毎年この時期は、実家で大人数の食事の支度に頑張っています。そんな中、今年は、大人たちに混ざり、長男が田んぼに入り、手伝ってくれました。文句も言わず、祖父の横で汗を流し、働く姿を見て、男として成長を感じ嬉しく思いました。
 私たちは、毎日おいしいお米をたくさん食べさせて頂いています。田植えが終わっても、収穫の日まで父母の常に田畑に気を配る姿勢には頭の下がる感謝の気持ちでいっぱいです。秋には、おいしいお米がたくさん収穫できますように。

 さてこれからの季節、食中毒の起こりやすい時期です。食中毒を防ぐためには、原因となる細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」の三原則が基本です。中でも「つけない」ことが安全な食卓を守る大きな最初の一歩です。細菌やウィルスはどこに潜んでいるかわかりません。調理する際、食事する際、必ずせっけんで手洗いをすることが大切です。ここで手洗いのポイントですが、「①洗う前に時計や指輪をはずす。②爪は短くする。③石鹸はよく泡立てて使う。④汚れが残りやすい箇所は意識して洗う。」などです。以上のことに気をつけ、しっかりとした手洗いすることで安心安全な食を楽しんでくださいね。

 

 (M.T)