外来だより

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外来だより 2016年 1月号

明けましておめでとうございます。みなさまにはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は国内ではさまざまな出来事がありました。スカイマークの経営破綻、北陸新幹線の開業、「北斗星」の運行が終了、マイナンバーの通知開始、日本人のノーベル医学生理学賞および物理学賞の受賞、初の国産ジェット機「MRJ」の初飛行といった出来事が数多くありました。

 国外においてはイスラム国による日本人二人の人質の殺害やパリ同時多発テロなど世界を震撼させる残念な出来事も数多くありました。

 また、昨年は地下鉄サリン事件から二十年経過した年でした。当時勤務していた東京の病院で眼科医として数多くの患者さんの治療を行ったことなどを思い出しました。あのときの犠牲者の方々は、今はお元気でしょうか。

 今日、日本においては昭和三十六年に誕生した国民皆保険によって、世界に誇るべき医療制度を築きあげました。現在アメリカで盲腸の手術をすると、二百万円以上はかかります。日本では三十万円、三割負担の方ならば九万円で済みます。しかし、財政的にもこの制度が今のまま持続できるかは怪しくなってきました。皆様方におきましても、不要不急の診察や不要な投薬をなくすようご協力をお願いする次第です。また、当院も後発品(ジェネリック医薬品)を採用しつつありますが、その製品の安全性や情報量の不足、さらには先発品との品質の差など、まだまだ納得できない点があります。安かろう、悪かろう、副作用、後遺症とならぬよう鋭意選択していきます。

 今年も患者さんの満足度の高い眼科医療機関を目指して職員一同努力する次第です。

新年が皆様にとりまして、希望に満ちた明るい年になりますことをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
(M.M
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