外来だより

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外来だより 2016年 5月号

 風薫るさわやかな季節となりました。花粉症のピークを過ぎ、日中は汗ばむ陽気も増え1年のうちで最も過ごしやすいシーズンといってよいかもしれません。

4月14日から熊本地方を震源とする震度7を記録する地震が起き、由布市や別府市でも震度6弱を観測しました。これは、県内で観測した地震の揺れとしては過去最大のものとなり、大きな余震の続く不安な夜を過ごされたことと思います。我が家でも、家の中は、棚の物が散乱し、片付けようとしたところで「また来た!」と初めて自然災害の恐ろしさに、身を震わせる経験をしました。断続的な余震に家族で肩を寄せ合い、離れた家族と安否を確認しあい、朝まで眠れない一夜を過ごしました。我が家は幸いにもその後ライフラインの被害がなく生活できましたが、被災地の方々は、地震活動がなかなか弱まることがなく、復旧活動が進まず長引く避難生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごされていることと思います。また、自衛隊や警察、消防など現地で作業を行っている方々には、毎日、家屋倒壊やがけ崩れの現場を懸命に捜索する日々が続き、頭の下る思いでいっぱいです。そして支援の動きはすぐにも国内及び海外でも始まり、支援物資が届けられています。

こういった災害を経験すると、私たちはあらゆる方々に支えられた環境の中で生かされているのだと改めて感じます。普段の何気ない生活においても感謝の気持ちと助け合いの気持ちを持ち続けたいものです。

被災地の皆さんも、励ましあって、この危機を乗り切って下さい。被災された皆様、及びそのご家族の方には心よりお見舞い申し上げますと共に、一刻も早く復興が進み、平和な生活を取り戻す事ができるようお祈り申し上げます。

さていよいよゴールデンウィークですね。今年は最大で10日連休に突入している人もいるのだとか。九州地方は震災後で不安を抱えつつの休みではありますが、各地でのイベントや行楽地へ向けて、人や車の動きも増えますので怪我や事故には充分気を付けて楽しく、お過ごし下さい。
(S.K)