お知らせ
外来だより 2026年 1月号
2026年01月01日
2026年新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
このたびの大分市佐賀関大規模火災により被害を受けられた皆様にお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
昨年も新型コロナウイルスの勢いが衰えず、高齢者を中心に感染者が増大しました。糖尿病、高血圧といった基礎疾患の有無もリスクにはなりますが、統計解析では、「65歳以上の感染がどんな基礎疾患よりもコロナ死亡との関係が強い」という結果です。ただし、死亡リスクはコロナワクチンの接種回数が多いほど減少しています。高齢者は積極的にワクチンの接種を行っていただき、自分の命を守ってください。
昨年11月からインフルエンザウイルスが流行しています。新たな変異株の感染です。
H3N2型のサブグレードK(K亜系統)と呼ばれるタイプで、既存の免疫が効きにくい可能性があります。重症化しやすい小児や高齢者のワクチン接種や発熱時の早期受診を呼びかけています。昨年10月より流行入りし、例年より1ヶ月ほど早かったです。
H3型の検体中95%以上がサブグレードKでした。5~6月頃から現れ始めたとされ、英国では8月下旬以降に検出されたH3N2型の約9割がサブグレードKでした。
インフルエンザの流行は今後も拡がる可能性があります。特に小児(インフルエンザ脳症)や高齢者、基礎疾患のある人はワクチン接種を行ってください。発熱など異変があれば早めに医療機関を受診し、抗ウイルス薬を服用してください。
当院は外来のみならず入院施設も備えているため、院内感染やクラスター防止にむけ、面会制限や各種制限を昨年同様継続して行っています。また、外来には免疫不全の患者さんや免疫抑制を必要とする薬剤を使用している患者さん、感染には抵抗性の弱い高齢の患者さんも多くご来院なさっています。外来、入院患者の皆様にはご不便をおかけしますが、院内でのマスク着用を含め、なにとぞご理解ご協力のほどお願いいたします。眼科は高齢の患者さんが多い特性があります。子供の不顕性感染から高齢者の感染が連鎖します。若い方、特にお子さんをお連れの保護者の方には高齢者の患者さんに対する御配慮を重ねてお願いいたします。
さて、アイフレイルという言葉を聞いたことがありますか。アイフレイルとは加齢による目の機能低下のことを指します。「なんとなく見えづらい…」そんな小さな違和感を「年のせい」と軽く見ていませんか。人生100年時代、いつまでも充実した日々を過ごすためには目の健康寿命を延ばすことが大切です。
人生を有意義に過ごすために、視力を残存することは非常に大切です。安心して皆様が受診でき、適切な時期に適切な治療が受けられるよう職員一同誠心誠意尽くしてゆきたいと思います。
本年も満足度の高い患者さん中心の眼科医療を目指して日々精進して参ります。何卒よろしくお願いいたします。
