お知らせ

外来だより 2026年 11月号

2026年11月01日

11月に入り、朝晩の冷え込みが強まり、日中も涼しく感じられるようになりました。日によっては厚手の上着を手放せない肌寒さを感じるこの頃です。街中でも木々が色づき赤やオレンジ、黄色に染まる景色はこの時期にしか見られない特別感満載の風景ですね。
夏のような酷暑もなく、天候の不安定さもない「秋晴れ」の日が多くなるのが特徴の時期なので、先の予定が立てやすくなります。是非、屋外でのイベントに参加して季節を味わいましょう。
さて、11月11日の折り紙の日をご存じでしょうか。数字の「1」を正方形の1辺に見立てて、11月11日で「1」が4つ並ぶことから、正方形の折り紙の4辺を意味するとされています。また、この日は第1次世界大戦の休戦条約が調印された世界平和記念日でもあり、折り紙の平和を願う心と重なることも制定の理由の一つです。1980年に日本折り紙協会によって制定され、一般社団法人・日本記念日協会により、認定、登録されています。
折り紙の始まりは、室町時代の武家社会での贈答品を包む礼法「折形(おりかた)」として発展したもので、江戸時代頃より和紙の生産が進み、一般の庶民の間で楽しむ「遊戯折り紙」として広く普及してきました。現在では、日本の伝統文化「Origami」として、世界中でも親しまれるものとなってきました。基本的に切ったりせずに、紙1枚で動物や花など無限に造形を楽しむ事で、空間認知能力、集中力、想像力を高め、脳の発育に良いとされ、保育や幼児教育の現場はもちろん、手先を細かく動かす為、大人の認知症予防にも効果があり、リハビリにも多く活用されています。
生まれつき手先が不器用だからな、と思っている方はいませんか?手先は動かし続ける事で能力は向上します。昔は折り紙、得意だったのに久しぶりに手にしても折り方を忘れてしまったという方も多いかもしれません。まずは簡単なものからウォーミングアップを。お子さんやお孫さんと紙飛行機や紙風船を飛ばしてみてはいかがでしょうか。100円ショップなどで安く手に入りますし、家族やお友達と教え合ったり、初めて会った人との会話のきっかけになったりと、一緒に楽しめるコミュニケーションツールとしても最適です。探してみると、折り紙のテキストも沢山出版されていますし、YouTubeでも動画を通して分かり易く、折り方を解説しています。季節の行事に合わせた飾りや食卓を彩るアイテムなど挑戦してみると、お客さまへのおもてなしになったり、ご家族で季節を楽しめそうですね。
今年は例年より早くインフルエンザの流行に入りました。これから、冬に向かい、徐々に本格的な流行期にも入っていきます。ワクチン接種や日々の感染対策をして、どうぞお体をお大事に。