お知らせ

外来だより 2026年 2月号

2026年02月01日

2月は立春ですので暦の上では春になりますが、実際には一年で一番寒い時期と言われています。皆様いかがお過ごしでしょうか。体調を崩したりしていませんか。

過労、ストレス、年齢などで免疫力が低下した際に、子どもの頃にかかった水疱瘡のウイルスが、治った後も体内にずっと潜伏していて、再び活性化することで発症する帯状疱疹。それが目に及ぶことがあることをご存じでしょうか。もし目の周りに発疹があり、目が痛い・赤いといった症状があれば、早急に眼科と皮膚科を受診してください。
 まず帯状疱疹とは、左右どちらか一方、神経の通り道に沿って体の片側にだけ発疹が現れるのが大きな特徴です。ピリピリとした痛みがあり、皮膚に違和感や痛みが生じ、その数日後に赤い発疹や水ぶくれが現れ、発疹が帯のような形に広がります。そして皮膚の症状が治まった後も、痛みが数ヶ月~数年も続くことがあります。それが目の周りや、鼻の頭や側面に発疹が出ている場合は要注意です。皮膚科だけではなく、必ず眼科も受診して下さい。皮膚科の薬だけでは目の中の炎症を抑えきれない場合があり、眼科専用の軟膏などが必要になったりする場合があります。放置したり治療が遅れたりすると、黒目が傷つき濁ったために視力低下してしまったり、目の中の激しい炎症で深刻な合併症を引き起こし、最悪の場合は失明に至る恐れがあるからです。
 昨年度は度々、帯状疱疹で眼科へお越しになる方がいらっしゃいました。以前に比べて少し多いのかなと個人的に感じています。そして無事に治っても、数年経った今でも痛いとおっしゃっている方も実際にいらっしゃいます。季節の変わり目ですので、体調を崩さないように適度な運動やバランスのとれた食事、そして睡眠をよくとって元気に過ごしましょう。