お知らせ

外来だより 2026年 8月号

2026年08月01日

 強い日差しと、青空が広がる夏本番の季節がやってきました。外に出ると蝉の声が響き、夏らしい風景を感じる一方で、連日の暑さにより体への負担も大きくなります。室内外の温度差や生活のリズムの乱れにも気を付けながら、無理のない毎日を心がけることが大切ですね。 

 8月といえば、台風やゲリラ豪雨など急な天候の変化が多い季節です。気圧の変動により「片頭痛」が起こりやすくなる季節でもあります。年齢を問わず、多くの方が経験する片頭痛ですが、こめかみ付近のズキズキとした痛みが特徴で、光や音に敏感になる、吐き気を伴うなどの症状があります。ストレスや生活リズムの乱れ、睡眠不足などが引き金になることもあり日常生活に影響を及ぼすことがあります。規則正しい生活を意識し、自分の誘因を知ることが予防の第一歩になります。

 また、片頭痛の前後に「視界がチカチカ」や、「ギザギザした光が見える」、「千鳥模様のようなものが見える」といった視覚症状が現れることがあります。これは閃輝暗点(せんきあんてん)といい、初めて経験すると驚かれる方も少なくありません。視界に現れたギザギザやチカチカは数分から数十分かけて徐々に広がり、やがて消えていくのが特徴です。目そのものの異常ではないため、両目を閉じていても同じように光が見えます。起こった際には可能であればゆっくりと休み、消えていくのを待ちましょう。人によってはその後に強い吐き気が起こることもありますので注意が必要です。気になることや不安ある場合は、遠慮せず医療機関で相談してくださいね。

 うだるような暑さが続きますが、みなさんくれぐれも熱中症には気を付けてお過ごしください。