外来だより

外来だより 2016年 4月号

2016年04月01日

 春風が心地よいこの頃みなさんはいかかがお過ごしですか?4月といえば花も木々もとてもきれいですが、花粉症の人にはとてもつらい季節になりました。花粉症の症状はおもにくしゃみ、鼻水、鼻づまりがあります。その中でも見逃しがちなのが鼻づまりです。花粉症患者さんの約9割が鼻づまりの症状があるとされています。花粉症はスギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。日本ではスギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどの50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています


 花粉症の治療は、花粉が飛び始める前もしくは症状が軽いうちに治療を始めることが大事なようです。日常生活の工夫は、花粉症の情報を注意する。飛散が

強いときの外出は控える。マスク、メガネを着用する。帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔、手洗い、うがいをして鼻をかむ。飛散が多いときのふとんや洗濯物の外干しを避ける。こまめに室内を掃除する。ストレスを溜めない。睡眠を良くとって体調を万全にするなどがあります。
 花粉症の方には大変な時期ではありますが、早めの花粉対策をしてこの時期を乗り切りましょう。

(T.M)