外来だより

外来だより 2017年 5月号

2017年05月01日

早いもので、5月になりました。
新たな環境で1ヶ月を過ごした今、5月病かなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
5月病、新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいる、人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称がある。医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断される。と成書には記載されています。つまり、5月病という病名はないようです。では、5月病の原因は何かというと「ストレス」が関わっています。4月から新しい環境になり、いろいろと新しい刺激も自分のもとにやってきます。新しい人との出会いであったり、生活の変化であったり、通勤・通学の場所の変化であったり。このように新しいものがやってきたときに、人はなんとかその環境の変化に適応しようとするのですが、それはとてもストレスになるようです。人は基本的に「自分らしくいられる」とストレスを感じません。しかし新しい環境でそうはいきません。最初から自分らしさ全開で自然体でいられる人ならいいのですが、なかなかそんなメンタルの人はいませんよね。相手がどんな人なのか、自分のポジションはどこなのかと考えてしまうと思います。それが1ヶ月続きゴールデンウィークという連休を迎えたときに、気持ちが無気力になり、今までの精神的疲れがどっと出てくるという原理です。5月病の症状としては無気力、不安感、焦り、不眠、めまい、食欲不振などが特徴です。このような症状が出てきたら5月病のサインかもしれません。5月病になりやすい人は几帳面でキッチリしている、内向的・感情を表に出さない、周りに合わせる・気にする方はなりやすいようです。変化に適応するということは、今までになかったものを受け入れるということになるのでそれが苦手だったり苦痛だと感じる人もなりやすいようです。対策・対処法としてはストレスの発散と解消です。運動したり美味しいものを食べたり、よく寝たりと素直に好きなことをするというのがストレス発散のコツかもしれないですね。
5月は時期的にもだんだん暑くなります。皆さん、お体には十分気をつけて素敵な連休を過ごされて下さい。(S・Y)
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