外来だより
外来だより 2018年 6月号
2018年07月05日
6月になり、半袖で生活する方も増えたのではないでしょうか。暖かくなり外出する機会も増える一方で、これから梅雨に入り生活しにくい季節にもなりますね。 梅雨に入ると外で洗濯物が干せず、部屋干しをする方が多いと思います。そこで気になるのが6月~9月に多いと言われているダニです。 ダニは5月から繁殖すると言われていますが、温度25~30℃、湿度60~80%を好むため梅雨は、発育のピークになります。症状としては、かゆみがかなり強く1週間ほど続きます。そうならないために今から対策をしていかなければなりません。 対策として1番大切なことは、ダニが生活しやすい環境を作らないことです。まず、布団は掃除機掛けをすると良いです。その他にカーテン、カーペット、クッションなどもダニがつきやすいので洗濯を忘れずにしましょう。次に、ダニは高温多湿を好むことから湿度を下げてあげると良いです。エアコンの除湿機能で室内の湿度を下げることができます。エアコンが苦手な方は、換気をこまめにしましょう。他に、家の隅々までの掃除も心掛けましょう。 以上の対策を行い、良い夏を迎えましょう。
(S.K)